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13

Thank you Time Machine & TimeCapsule

13 June 2008 | GADGET
TimeCapsule

TimeCapsule


昔からデータのバックアップは取っていた方だと思います。仕事でコンピュータを使うようになってからは、尚更ですね。特に「痛い目」にあったわけでもないんですが、性格なんでしょうか(笑)。
そのおかげもあってか、何らかの理由でデータが飛んでしまっても、「立ち上がれないくらい途方に暮れた」と言ったこともありません。そもそも、ハードディスクが飛んだとかいったことも、幸いにしてあまり経験がありません。
コンピュータの利用年数が長くなってくると、何となくハードディスクの音で「そろそろやばいかな」とか、「何か変?」とか判断できるようになってくる気がします。 特に最近のハードディスクは、流体軸受け仕様がほとんどで、静音設計になっていますので、異音を発生し始めると気づきやすくなってきてる気がします。
これまでバックアップツールは色々使ってみましたが、なかなかしっくり来るものが無く、結局ここ2年ほどは「Chrono Cync」に落ち着いていました。インターフェイスが簡潔で使いやすかったこと。シェアウェア料金がリーズナブル(・・・でもないかな? $30)だったこと。しばらく使ってみて安定していたことなどがその理由です。
さて、事務所の移転と同時に「Bフレッツ」→「フレッツ・光プレミアム」に変更したと書きましたが、同時に無線LANルータを、それまで使っていたBUFFALOの2.4GHz・54Mbps無線LAN AirStation BroadBandルータ「WHR2-G54」に加え、Appleの「Time Capsule」を増設しました。事務所のOSの環境を全てLeopardにアップグレードしたこともあり、せっかくOSに標準のバックアップシステム「Time Machine」が付いてますので、お手並み拝見したかったこと。無線環境を高速(802.11n)に統一したかったことが主な理由ですね。増設と書きましたが、今でも併用してBUFFALOの「WHR2-G54」は平行して稼働しています。理由はiPod Touchが802.11nに対応していないから。あと、息子がDS持って遊びに来た時、「Wi-Fiが繋がらない」と言って遊びに来なくなるから(笑)。
この、Apple Time Capsuleの詳細についてはAppleのサイトでご覧いただくとして、早い話が「無線LANルータの中にハードディスクを内蔵しちゃった」というもの。Macからはもちろん、Windowsからもアクセスできます(要Bonjour)から、共有ディスクとして利用できますね。またなんと言ってもLeopard純正バックアップツール、Time Machineとの相性はばっちり。ディスクを丸ごとバックアップを取ってくれます。バックアップ頻度は、
過去24時間の1時間ごとのバックアップ
過去1ヶ月の1日ごとのバックアップ
バックアップディスクが一杯になるまでの1週間ごとのバックアップ
ですので、機能としては充分ではないでしょうか。1度セットアップしてしまえば意識することなくバックグラウンドで自動的にバックアップをとり続けてくれる。素晴らしいです。しかも、バックアップ中に動作が重くなるような印象もありませんし、なんと言っても安心感があります。


Time Machieneの環境設定画面
注意しなければならないのは、バックアップ自体はコンピュータが起動している限り1時間毎に行われます。ですので今の時間から24時間以内であれば1時間単位でファイルの復旧が行えます。例えば、今制作中に「3時間前のファイルに戻したい」とか、「23時間前のファイルに戻したい」と思った場合それは可能なわけですね。
しかし、24時間以上前で1ヶ月以内のファイルに戻したい場合は、1日単位での復旧となります。簡単に言えば「2日前か、3日前か・・・」と言った感じです。
そして、1ヶ月以上前のファイルを復旧したい場合は1週間おきといったように、経過時間が多くなるほどに復旧できる時間の間隔は長くなるわけですね。しかも、バックアップ用のディスクが一杯になると、古い物から削除されていくようです。
また、24時間以内であっても、バックアップ作業が行われた時に作業中のファイルがセーブ(保存)されていなければ、復旧できるファイルは保存前のファイルとなってしまいます。
例えば制作途中のファイルを13時に開いたとしましょう。
13時から3時間制作し続け(この時点で16時ですね)、その間1度も保存しなかった場合、「1時間前の状態に戻したい」と思ってTime Machineに入り、14時に戻ったとしてもそこにあるファイルは13時に開いた時と同じものです。ですから、作業中のマメな保存は必ず行う必要があります。そうすれば、24時間以内であれば1時間単位での復旧が可能です。
もう一つ。前回のバックアップ(例えば前回13時にバックアップが行われたとします)から次のバックアップ(この例で言えば1時間後の14時ですね)の間に「新規書類」を作成して「削除」してしまった場合。この場合はおそらく復旧出来ないと思います。なぜならTime Machineブラウザには「ゴミ箱」が表示されないからです。確かファインダーの各ウィンドウ左にあるサイドメニューにゴミ箱を表示させるユーティリティがあったと記憶していますが、そう言ったユーティリティを使っていればもしかして復旧可能かもしれませんね。
とは言えこのTime Machine & Time Capsule、日々制作を続ける僕にとってはとても頼りになるツールです。

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