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23

ビデオ編集で「どこでも My Mac」が活躍

23 June 2009 | GADGET

どこでも My Mac


ビデオ編集の仕事が入ると「どこでも My Mac」が活躍してくれる。

ビデオ編集を始めた頃に使っていた「PowerMac 8600」に比べれば、CPUは劇的に高速化され、マシンパワーは強力。制作にかかる時間は圧倒的に少なくなった。とは言え、尺の長いビデオ編集は、編集そのものもさることながら「書き出し」や「レンダリング」に、何かと時間がかかる。

「受注→制作→クライアントに確認→修正→校了→DVD制作→納品」と言う一連のワークフロー。
昔からツールは変わらない。Final Cut Proで編集し、LiveTypeやMotionでアクセントを付け、DVD StudioProでDVDオーサリングを行う。

昔と変わったのは、クライアントに確認していただく“手段”だ。
今ほどインターネットのインフラが整備されていなかったし、速度も低速。個人で契約できるレンタルサーバの容量も少なかった。従って、確認していただくにはMiniDVにダビングしてクライアントのところへ出向き、テレビに繋いで観ていただいたものだ。

しかし、今ではインターネットも高速化しサーバの容量も増えた。

よほど色目にこだわりのあるものや、高画質でないと確認できないような内容でない限り、AppleTV形式か、iPhone 形式などに変換してMobileMeサーバへアップして確認していただくことが出来る。テロップなどの文字校正などもこれで充分だ。

クライアントの所在地によっては、MiniDVにダビングして車で走った方が早い場合もあるが、こちらとクライアントの都合が合うとは限らない。メールでURLを送って確認していただく方が、お互いの都合上良い場合も多い。何よりお互いのスケジュールを調整する必要がない。

大抵の場合、iPhone 形式などに書き出す方が、DVD用のMPEG2形式に書き出すより時間がかかる。そんな時は、日中編集に集中して、帰宅時刻になったらレンダリングを始めて帰ってしまう。
後は自宅から、MacBook Proで時折「どこでも My Mac」の画面共有を使ってオフィスのMacProを覗く。

レンダリングが終わっていれば、出来上がった校正用ファイルをサーバへアップするのも「どこでも My Mac」経由のリモート操作で出来てしまう。数百MBあっても、余程の事でもない限り、朝には終わってしまう。「どこでも My Mac」があるかないかでは、寝る時間に関わる・・・とは言い過ぎだろうか。

「どこでも My Mac」が無い頃は、レンダリングが終わるのを待つだけのために、夜中まで一人寂しくオフィスに残っていることもあった。

ありがとう「どこでも My Mac」。
おかげで、今日も子どもと一緒に風呂に入れるよ。

てか、サービス名を「Back to My Mac」に変更してくれる可能性は無いだろうか。

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