画質
文句ないほどよく写る。しっかり三脚を立ててアイリスの調整、ピント、ホワイトバランスをきっちり調整すれば、素晴らしい絵が撮れる。FUJINON HD LENSはF1.9と明るく、「ゲインをあげないと厳しいかなぁ」と思うようなシーンでも、0dBで十分光量を確保できる事が多く、驚いている。GAIN設定はLow:-3dB、Mid:0dB、High:3dBにしているが、HighのGAIN設定をマニュアルで3dB以上に上げることはほとんど無く、大抵LowかMidで間に合っている。
電源プラグ
PMW-200は妙なところに電源プラグがある。バッテリーハウジング内の上部にあり、バッテリを外さないと差し込めない。つまり、長尺の撮影時にAC電源を使用中、不意にケーブルが抜けた場合に供えてバッテリを装着しておくということが出来ない。当然本体内でバッテリを充電できないので、撮影から戻る > バッテリを抜いてチャージャーへ装着 > 電源プラグを装着する > USBケーブルを本体に挿す > PCへ吸い上げると言うワークフローになる。
SxSメモリーカードリーダー(SONY SBAC-US20)を購入しようかとも思ったが、高価だしメモリーカード抜き差し時のトラブルを出来るだけ避けたい気もあって未だ購入に至っていない。
ホワイトバランス設定
ホワイトバランスの切換スイッチは、PRST(プリセット)、A、Bの3段階。可能な限り白い紙でホワイトバランスを取るように心がけているが、撮影シーンによっては手動で色温度を変える必要が有るが、この機種は調整に少し手間がかかる。まずPICTURE PROFILE(6つのPROFILEを記憶可能)に入り、White > Preset Whiteのメニューに行かないと手動で調整できない。色にシビアな撮影シーン、例えば日中から夕方にかけて屋外で撮影する時や、天候変化が大きい様な場合、時折ホワイトバランスを再調整したいのだが、そのたびにこの設定を行う必要が有る。つまり私のカメラは、自ずと「PICTURE PROFILEを常にONの状態」で使用していることになる。
ワンプッシュでマニュアル設定出来るボタンが欲しいと思った。
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